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586話ネタバレ

2010年06月23日 21:50

やっほー。
人呼んで「プラチナのカード」、中堅海賊のMIYEっす。
…モジャのカードゲームで、初めてカードバトルというものを経験した所長です。
まったくルールがわからんので、デッキの編成すら手探りですが、なんとか勝負の仕組みは少しだけ理解しました。誉めて。
そんなわけで、もしもモジャで私のゴーストに会ったら、お手柔らかにおねがいします。多分弱いからw

えーとまあそんなこともやってたりはしますが、相変わらず精神的余裕の少な目な生活を送っております。
当研究所を訪れてくださる皆様には、ご心配かけて誠に申し訳ない。
拍手やコメント、ありがたく拝読してます。
本当にありがとうございます。

なんとか今週中には、もう一週分くらい書けるといいなあ…。


では以下、数週前のネタバレです。
今回も字数ギリギリのため、後半やや飛ばし気味ですみません。


第586話「悪臭のする町」

表紙は、夜の町を歩く同窓生コンビこと、スモーカーとヒナ。
すっかり出来上がったヒナ嬢は、スモーカーの襟首をつかみ、「もう一軒!」の構え。ショートパンツから丸見えの美しいおみ足には、なぜかバンソーコー。露出度高いなヒナ嬢。
そして地味な黒シャツに黒半パンのスモーカーさんは辟易と、ヒナ嬢をラクダのタクシーに乗せて帰らせようとしている。
スモヒナ萌え。


「貴族に生まれるなんて事は、頑張って出来る事じゃねェ。幸福の星の下に生まれるって事だ…!!できるモンなら代わって貰いてェよ…おれァ貴族に生まれたかった」
ブルージャムは、思いの外穏やかだった。
サボとその父が去った後、悄然と立ち尽くすエースとルフィに、彼は語りかける。
「評判の悪ガキ三人組の一人は…貴族だったわけか…『高町』からわざわざゴミ山をバカにする為にやって来るとは…おめェらも内心見下されてたんだろうな」
サボへの悪口に、兄弟は激しく反応する。
「バカいえ!!サボはそんな奴じゃねェ!!」
「そうだ!!おれ達は兄弟なんだぞ!!」
悪童どもの憤激を、ブルージャムは軽くかわした。
「フフフ、ああそうか、そりゃ悪かった…しかし…おめェらもう奴に近づいたりしねェよな…そうする気なら、今ここでお前らを殺しとかにゃならねェ。兄弟を想うなら…放っとくのが奴の為さ…」
「──でもサボは、高町を嫌ってた!!」
ルフィの抗議を、ブルージャムは歯牙にもかけない。
「あいつの事は忘れてやりな、それが優しさってモンだ…大人になりゃわかる」

うーん…。
まあ確かに、サボが今後、貴族として生きていくなら、エースやルフィとの関係は足枷になりかねないな。
しかしサボの気性的に、そんなん無理そうだし。

納得できぬ兄弟に、海賊はさらに言葉をかける。
「お前らとはポルシェーミの一件での因縁があるが、アレはもういい──むしろ強ェ奴は好きだ、齢は関係ねェ。今…人手が欲しいんだが、おめェらおれの仕事を手伝わねェか?」

ブルージャムの「仕事」とは、グレイターミナルのあちこちに、大きな荷物を運ぶこと。
兄弟としても、これでブルージャムとの因縁が解消できるなら、断る理由はない。
下っ端海賊に混じって荷を運びながら、ルフィが呟く。
「…サボがいねェとイヤだおれ」
傍らで、エースが窘める。
「我慢しろ!!おれだってそうさ…!!──だけど本当のサボの幸せがなんなのか、おれはわからねェ。様子を見よう、あいつは強い!本当に嫌なら、また必ず戻って来るさ」
ただ本能の好き嫌いでものを言うルフィに比べ、エースは大人だった。
…それとも、臆病だった。
親友のことを想う余り、エースは自らの願いを押し殺したのだ。


他方、高町の検問所では、サボが尋問を受けていた。
名門貴族の出身とはいえ、前科のある少年を高町に入れるわけにはいかないし、またそれは彼の家族の評判にも関わる。
父はサボに、「エースとルフィに脅されて暴力事件に巻き込まれていた」という「事実」を述べるように言い含めるが、サボは頑として首を振らない。
業を煮やした父親は、サボの耳に囁く。
──お前の二人の友の命は自分の手の中にあるのだ、どうすべきか考えろ、と。
「あの二人には何もしねェって約束したじゃねェか!!だからおれはここへ帰ってきたんだ!!」
激怒するサボ。取調官にも、
「罪は罪さ、おれ達は三人とも、自分の意志で……」
と、前科を告白しようとする。
しかし父親はそのサボを床に叩きつけて黙らせ、取調官に賄賂をつかませる。
──かくて、サボは家に「帰る」こととなった。


息子をガチで脅迫か、親父…。


久しぶりの家に戻ったサボは、まず庭で洗われ、消毒を受けさせられた。
出迎えた母は、
「少しこの辺臭いわ」
と呟きながら、にこやかに一人の子供を紹介する。
「初めまして、お兄様!!ステリーと言います、八歳です。お兄様のお噂はかねがね聞いて」
にこっと笑った見知らぬ少年は、サボの不在中に迎えられた「養子」だった。
当然貴族出身で、優秀な資質を認められているが、事情により親が子育てを放棄したために、この家に貰われてきたのだ。
サボが「人生を失敗」した場合に備えた、保険として。

なるほどなあ。
サボの両親の目的は、王族と姻戚を結ぶことなわけだから、使える駒は多いにこしたことはない。
早い話、サボが文武両道眉目秀麗な青年貴族に育ったとしても、王族のお姫様に気に入られるとは限らんからなあ。


その夜。
自室でひとり読書していたサボのもとに、ステリーが訪れる。
「おい、お兄様。おめェ、バカなんだって?お父様とお母様が散々言ってたよ、陰で…」

おお、なかなか裏表の激しい奴だな!
とてもルフィと一つ違いとは思えない(笑)
ンマーしかし八歳にして親に捨てられ、こんな家に引き取られてきたんじゃ、そりゃ性格ゆがむだろう。ある意味、サボより賢くて器用なんだろうな。

そのまま無遠慮にベッドに座り、ステリーは言う。
「しかし悪運は強いね…明日の夜は可燃ゴミの日だ。ゴミ山にいたら死んでただろうな。まーおれには、この家の実の息子なんて帰って来ねェ方がよかったけど」

ステリーにしてみれば、ようやく得た安住の地で、本来の息子なんか現れたら死活問題だよな。下手すりゃ自分がクビになる。
しかしこの少年、この態度からすると、実はサボに興味あるってか、好意的なんじゃね?
なんとなく、ツンデレの匂いが。

しかしサボはそんなステリーをいきなり抑え込んだ。
何をする、臭い、近寄るな!と叫びつつ抵抗するステリーに、サボは厳しく、「可燃ゴミ」について問い質す。


ステリーによれば──
世界政府の視察団が数ヶ月前から東の海を回っており、ゴア王国にも三日後に訪れる手筈。しかも今回の視察団には、世界貴族こと天竜人が加わっているという。
少しでも気に入られるために、王族が思い立ったのが、国のゴミ溜めであるグレイターミナルを焼くことだった。

あそこにはたくさんの人間が住んでいる、そんなことできるわけない!と言うサボに、ステリーは冷笑を返す。
「この国の汚点は、全部燃やすって言ったろ」
その真意を悟り、サボは愕然とした。
「…!?人もか!?」

いつもの帽子に鉄パイプを携え(どうやって持ち込んだ…?)、サボは窓から飛び出す。
慌てて、「どこ行くんだよ!!ここ何階だと思って…!!お兄様!!おい!!」と呼び止めるステリーだが、完無視されて取り残され、(知ーらねっ)とばかりに窓を閉めた。

夜陰に紛れたサボが知ったのは、その焼き討ち計画が真実であること、そしてブルージャムがそれに関わっていること。


うーん…いろいろ気になる計画だな。
三日前だと、下手すりゃ天竜人が来る頃に、まだくすぶってたりしないかね。いやにギリギリじゃね?
あと、こんな大規模の火事とか、制御できんのか?現実の山火事とか、鎮火できなくて問題になるのに。
それから、その後のゴミ処理どうすんだ?三日だってゴミは出るぞ?
…人道的なことはあえて言わないけど、数ヶ月かけたにしては杜撰な計画っぽいなあ。


同じ夜、森の中の樹上の小屋。
壁に掛けられた、三つの食器。
布団の中で、ルフィが呟く。
「サボ…どうしてるかな…」
そんな弟を、隣に横たわるエースが鋭く窘める。
「うるせェ、寝ろ!サボの事は一旦忘れる約束だろ。これがあいつの幸せかも知れねェんだ」


一夜が明けて。
家庭教師に紹介されたりしつつ、サボは昨夜聞いた情報と、現状の穏やかさのギャップに驚く。
誰もその計画を知らないのだろうか?


「今日は風が強いな…」
「さようですね、国王様」
「事故も起き易かろう、火事など気をつけねば」
「全くでございます、国王様」
──そんな会話が聞こえる。

サボの父は、彼が屋敷から消えたのに気づく。
「探せ!!高町からはそう簡単には出られん!!」

サボは高町を歩き、人々に火事のことを訴える。
だが人々は平然と言う。
「そんな事知ってるが、それがどうかしたのかね?」
「ああ、火事の事ならわかってるが、それは皆が黙認すべき事だ。もし高町以外の人間に漏れたらどうする…我々は特別なんだ、君も貴族の子なら…」
町の人々の言葉に、サボは耐えきれずに走り出す。家出少年の姿に気づき、追ってくる者もいるが、目もくれない。
彼の心にあるのは、ただ二つの名前だけ。
(エース…!!ルフィ…!!この町はイカレてる…!!これから人が死ぬと知っても、メシを食い…!!勉強しろという!!ゴミ山から逃げろ!!この国の人間達は今夜…!!国の汚点を焼き捨てる気なんだ!!)


サボが心に呼ぶ兄弟たちもまた、ブルージャムから、ほぼ同時に同じ情報を得ていた。
なぜそんな事を、と叫ぶエース(辻斬シャツ着用)。
ゴミ山のおっさん達に知らせないと、コイツ悪ィ奴だ!!と慌てるルフィ。
…うん、海賊はたいてい悪い奴だね。
幼い兄弟は海賊の手下に取り押さえられ、自分達が運んだのが油と爆薬であると教えられる。
…秘密を知った以上、彼らもまた逃れる道はない。
「火事の前に…一つ聞きてェ事があるんだが…──なァおめェら…どこかに財宝を貯め込んでやしねェか?」


深夜、端町の人々がゴミ山の異常に気づく。

コルボ山の山賊達が、火事を見る。

中心街の人々が、多湿のゴミ山が燃える異常に気づき、動揺する。

軍隊は端町の住人を、中心街に避難させる。


笑いながら、放火を続ける海賊達。
グレイターミナルの住民達は、わずかな家財や家族を抱えて逃げ惑う。
海岸も、森の入り口も、もはや火の海。
…どこにも、逃げ場はない。

炎の中で哄笑するのはブルージャム。
「この仕事が完了すりゃあ、おれの長年の夢が叶う!!おれ達は国王から称号を受け、貴族となって高町に住めるんだァ!!」


なんと、ブルージャムさんにはそんな夢が。
…しかし、貴族になったら、マナーとかかなりうるさいよ?大丈夫?


火の勢いに、そろそろ身の危険を感じ、ブルージャム達は大門へ向かう。そこから軍隊が、彼らを避難させる手筈なのだ。
だが。

「まさか…!!」

大門は堅く閉ざされ、海賊達が叩いても揺らぎはしない。
ブルージャムは叫ぶ。
「約束はどうした!?国王!!てめェらハメやがったのかァー!?」


…あ、やっぱり。
まあそうくるよなあ。


火の中に縛られて放置されていた、悪童兄弟。
エースの奮闘で縄は切れたものの、炎は回り、もはや逃げる術もない。
熱さに泣き叫ぶ弟に、エースは厳しく決めつける。
「泣き言言う奴は置いてくぞ!!」
「ウ!!あつくねェ!!」
熱い、熱くない、苦しい、苦しくない、と、必死に泣き言を押し殺す弟を従え、兄は炎を睨む。
「何とかなる!!おれがついてる」

町中では、火事の犯人が、視察を恐れた海賊であると、まことしやかに囁かれる。
軍隊に封じられた大門の前に、何度もつまみ出されながらも戻ってくる少年の姿があった。
ふらふらになって、少年は叫ぶ。
「エース~!!ルフィ~!!逃げろォ~!!」

再び軍隊に放り出され、道端に倒れ伏したサボに声をかけたのは、黒い外套の男。
「どうした、少年」
どこのだれとも知らぬ男に、サボは血を吐くように訴える。
この火事の犯人は、王族と貴族であることを。
「この町は、ゴミ山よりもイヤな匂いがする…!!人間の腐ったイヤな匂いがする!!…ここにいても…!!おれは自由になれない…!!」

「おれは…貴族に生まれて恥ずかしい!!」

(とうとう子供にコレを言わせるのか…!!ゴア王国!!)
少年の魂の叫びを受けた男の頬には、特徴的な刺青。

彼は知る由もない。その少年が、己の実子・ルフィと、兄弟の関係にあることを。

「わかるとも…おれもこの国に生まれた…!!しかしまだおれにはこの国を変えられる程の力がない…!!」
少年の叫びを胸に刻んだ彼に、呼びかける声。
「ドラゴン…!!準備が出来ティブルわよっ!!」
「…ああ」


以下次号。


(こっそり)
エール!エール!兄ちゃんかっけええ。
そしてちょっとステリー→サボも悪くないと思ってみる。
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コメント

  1. 元C | URL | -

    貴族の定義

    お疲れ様です。更新が遅れ気味で心配しておりましたが、お元気でなによりです。
    さて今回のワンピに限った話ではありませんが、貴族=特権階級のネタはいつの時代、どの世界でも「ごく少数の人々が大多数の民衆を支配し、社会の精神を腐敗させいる」という歪んだ形で描かれていますね?
    それが世の定説なのでしょうか?
    (個人的に「銀英伝」の旧帝国~ゴールデンバウム王朝~を思い出しました。)

    どうやらドラゴンの革命とは、ラインハルトと同じ「自ら力で世界を変えてやる」思考に基づくものだったのですね!
    今後この「腐敗社会」をドラゴン=革命軍がどのように“変えて”いくのか?
    これからのワンピの裏テーマとしてじっくり検証していきたいと思います。

  2. マサキッス | URL | -

    しょちょー、お疲れ様です。

    養子嫌い。サボといい、8歳にしてはしっかりしてますね。

    ブルージャムさんはあんな歯の抜けた貴族はいませんよ。ちゃんと、差し歯お願いします。マッキンキンにしてね。

    あと、ドラゴン出た!うひょー!

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