--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ONE PIECE』第542話ネタバレ

2009年05月20日 21:54

 ……はろー……所長っす。
そのなんだ、日常生活に溺れています。

ところで、こんなところをご覧になる方は、こーゆーことは既にお聞き及びとは思いますがー。
同人サイトにウイルスがはびこっているようですね。
すでにワンピサイトでも感染が報告されているようですので、みなさまお気をつけて~。
JUGEMブログではいまだに文字サイズの変更すらままならぬMACユーザー(まだ問い合わせの返事はありません)の身の上は、こういうとき気楽ではありますが、ロンリーでもあります(笑)

では以下、ネタバレです。いまさらだけどコミック派の方とかはご注意~。


第542話「やがて語られるもう一つの事件」
表紙はカルー隊長。
自分とほぼ同サイズのでっかいワンコを連れて、雑木林の中を散策中。
……これで、『仲間』はひととおり終了、と見ていいのかな。
となるとあと数回、「あの人は今」シリーズ(ローラとかかな?)をやってから、いよいよ次のシリーズが始まる…のかな。
さて、次のスターは誰だ?



青空の下、帆を張り進むのは数隻の軍艦。
静かな波音。
しかしそこに漲るのは、緊張。
彼らは今、この世界で最も危険な爆弾を運んでいる。

「インペルダウンで今、かつてない程の囚人達の暴動が起きているそうだ…!!主犯は…モンキー・D・ルフィ」
「……」
若い男の形をした爆弾。おそらくは世界全てを巻き込む戦争の、起爆剤となることが定められた海賊は、太い鎖で甲板上の椅子に縛りつけられ、足は別の鎖で甲板に固定されている。周辺は銃を構えた海兵が固め、指揮を執る中将が周囲を警戒しつつ、囚人に語りかける。
「よく見ておけ、最期の空…処刑台の上で、枷を嵌められたらもう二度と空は仰げない」
エースはもう、口を開かない。表情も凍りつかせたまま、天を見上げる。
青い空に、カモメが二羽、三羽。

『こちらオニグモ…マリンフォード開門の準備を』
世界政府の徴を刻まれた巨大な扉に向けて、軍艦は呼びかける。
囚人はここで、午後三時に殺されるのだ。


オニグモさんが移送責任者か。確かモモンガさんと一緒に、バスターコールに来てた中将の一人だよね。
なんつーかいかつくて、ぼさぼさの長髪のおっさん。
しかしマリンフォードまで、白ひげ介入はなし…か。
やはり処刑場大決戦の予定なのかな?
まあ、エース奪還に(それが実現するんだとすれば)、主人公が立ち合わないわけはないか。

とかなんとか冷静に語っておりますが。
なにこのエース。美しいっつーか艶っぽいというか…なんかこう、表情がたまらん…!!!
諦めた、とも違うし、放心してるんでもないような気がする。
弟の名前を聞かされても(こないだはマゼランの手を振り切ってインペルダウンに戻ろうとしたのに)、眉一つ動かしてないのがわかる。
何か決意したのか、それとも冷静に何かのチャンスをうかがっているのか、白ひげを信じているのか?


さてそのエースを迎えるマリンフォード、海軍本部。
こちらではセンゴクに、とんでもない報告がもたらされていた。
エース処刑まではあと5時間強(ということは、インペルダウンとマリンフォードってものすごく近いのね…てことはシャボンディも近いのね…)、いつ白ひげの来襲があるとも知れぬ危険な時間帯。
すべての戦力が戦闘に向けていつでも対処できるように待機すべきこのときに、最も重要な戦力の一人が、姿を消したのだ。
その男の名は、王下七武海、黒ひげ…マーシャル・D・ティーチ。
そしてまた同時に、インペルダウンに、出航許可のない軍艦が一隻着港したとの報告。
「まさかとは思うんですが…!!」


その、まさか。


インペルダウン正面入り口。
援軍は頼んでないし、話は聞いてないし、非常事態だし、どっちにしろたとえ七武海であろうと海賊は入れられないのでお引き取り下さい、と頑張るインペルダウン門番。
しかしそんな彼らの訴えに耳も貸さず、不審な軍艦から降り立った乱入者はずかずかとインペルダウンに入り込もうとする。
なおも言い募ろうとした門番たちの足元がいきなり闇と化す。悲鳴を上げてブラックホールに呑まれる彼らを見向きもせず、スタスタと歩を運ぶのは、たちの悪いセールスマン…ではなく。
「遠慮すんじゃねェよ…おれァ政府側の人間だぜェ、ゼハハハハ…」
大柄な身体にひっかけるようにシャツをまとい、その上からはキャプテンコートを羽織った男…黒ひげ。
その背後には、彼の仲間…操舵手バージェス、狙撃手オーガー、船医ドクQ、そしてラフィット……「堕ちた保安官」にして、王下七武海に彼の船長の名を推薦したその男の肩からは、白い一対の翼が生えていた。

トリトリの能力者、二人目きた!?
白い羽ってことは、ツルとかハトとかハクチョウとかかな…。いやまさか、こんなところでオッサン天使を見ることになろうとは。
あ、でもウルージのこともあったし、翼の発達した空島人って可能性もありかな?
なるほど…。ラフィットひとりで単独行動できるのはなんでかと思ってたけど、飛べるのか…。なら、あんなイカダに頼る必要はないな(笑)
そして肝心の黒ひげさんには、一言言わせてください。
腹しまえ。
ここはゲリな人の住まいなんだぞ!腹壊すぞ!

黒ひげの乗ってきた海軍船の兵士が全滅していることが判明し、慌てて一行を引き止めようとするインペルダウン職員。
だがそれに対し、黒ひげはブラックホールに捕らえた門番達を「解放(リベレイション)」で解放して怯ませることにより、なんなく獄内への侵入を果たす。


『王下七武海マーシャル・D・ティーチ、黒ひげとその一味!!明らかな敵意を持って獄内へ侵入!!目的は不明!!指示をお願いします…ぐわァ!!!ザザ…』
パニックものにありがちな、途中で切れちゃうメッセージを受けながら、ハンニャバルは既に泡を吹いていた。
(終わった…私の人生は終わった…いや違う!!これは始まりだ!署長になれない私の暗い人生が…今始まりマッシュ)

いや…ぶっちゃけ、ハンニャバルさんには同情するよ…。言葉にならねェよ…。

ここで例のウェディングケーキ風インペルダウン断面図。今回はちゃんとレベル6まで公開ヴァージョンだ。
アイコンで、現在主要キャラがどのあたりにいるか図示されている。
レベル1の上、正面入り口に七武海+部下4名。
レベル2にバギー(あ、バギー首謀者なのはバレてんのね。あれだけ名前連呼されてたら当たり前か…けど、それはつまりインペルダウン側からすれば、レベル5から2まで勝手に移動されたってことが判明したってことだよなあ。それだけで本来なら大ダメージだよな、もうこうなったらどうってことないぐらい些細だが)+3+反乱中囚人達。
レベル4に、麦わらのルフィ+クロコ+ジンベエ+イワさん(アイコンサイズも他の人の4倍くらい)+イナズマ+2+1+反乱中囚人達。
あと、まだ動きはないけど、レベル5にもボンちゃんが鍵を放り込んだりしたから、そのあたりも遅かれ早かれ蜂起しそうだなあ。

「こんなもの…!何からどう手をつければいいのだ…!!」
うん…もう私、あなたに同情してるよハンニャバルさん…。
そもそもメタ的に言っても、ルフィの敵に回ったからにはいいことあるわけないけど、いくらなんでもこれはあんまりだよな…。
しかし、
「モニター室に戻っておかき食べないか」
はいけません、ハンニャバルさん(笑)。
おかき好きか。私も好きだけどさ。つか、もしかしてせんべい大好きじいちゃんと話が合うか?
現実逃避に走ろうとするハンニャバルさんを救ったのは、新たな電伝虫の連絡。
『ハンニャバル!!聞こえるか』
「あ!…マ…マゼラン署長ですか!!今どこに!!?」
『今レベル2だ。暴れ出したバカ共の処置を終えた』

なんと。
エース引き渡しが終わったからには、トイレにこもってるのか?と思われていたマゼランさんは、レベル2に急行してお仕事をしていた…!!
レベル2にたちこめる毒霧の中に佇み、彼は電伝虫に語りかける。
「この階は出口も塞ぎ、直全員が動けなくなる」

毒の塊でふさがれた道路に、バギーと3は歯がみするが、いかんともしがたい。
これは…ルフィ達が来るのを待つしかないのかな?
3はともかく、バギーの命運がここで尽きるとは思えないもんな。

「黒ひげの襲撃の意味は全くわからんが、不本意ながら苦肉の策でもう手は打ってある。海軍本部に援軍は頼めない。我々だけで何としても切り抜ける。お前達はレベル4の鎮圧に全力を注げ!!程なくレベル4へ向かう。おれが行くまで持ち堪えろ…!!」

なんという理想の上司…!かっけええええ!!
パニックだったハンニャバルさんはぽろりと涙し、「ウオオオオ署長~!!!ヘイっ!!!署長っ!!署長っ!!」と感激のダンスを始める。

…ついにデレたとみるべきか、ハンニャバルさん(笑)


レベル6、無限地獄。
獄から出され、葉巻に火をつけるのは、インペルダウン看守長雨のシリュウ。
「懲りたぜさすがに…無限の退屈ってのは死にたくなる。…だが都合良く働かせて、また檻へ帰れってのはねェんだろうな、マゼラン」
電伝虫越しに、マゼランが応える。
『お前は死刑囚、宣告猶予だ。次はないぞ』
「あァ、確かに…肝に銘じとくよ」
『黒ひげを任せる』

え、マゼランさん、それちょっと不合理では?
さっきのケーキ断面図でもわかるように、黒ひげは現在最上部にいて、シリュウは最下部ですよ?
しかもその間には、今まさに絶賛反乱中のフロアとか、絶賛毒だらけ完全封鎖中のフロアとかあるんですよ?
それをシリュウが越えてくるよりは、現在レベル2にいるマゼランが引っ返して黒ひげの相手して、シリュウはレベル4を手伝う方が合理的じゃないんですか?
……もしかして…シリュウはレベル間を瞬間移動できる?
それとも、一応看守側だから直行リフトを使えば済む話なのかな?
でもそれにしても、やっぱりレベル4や2を越えなきゃならんわけだしなあ…。
もしかしてマゼランは黒ひげの能力を知ってる、のかな?ヤミヤミに対してドクドクは効果なさそうだけど…つか、ブラックホールに吸い込まれて終わりそうだからなあ。相性的に、マゼランよりシリュウの方がヤミヤミ向きってことかな。
まあ確かに、不特定多数を相手にしなきゃならない反乱対処に関しては、所詮剣士であるシリュウより、対多数戦に向いてるマゼランの方が適性があるけどさ。

「了解」
マゼランとの通話を終え、愛用の刀を手にしたシリュウは、きらりと目を光らせた。
…次の瞬間、彼を囲む看守達が血みどろになって倒れる。
響く悲鳴の中、シリュウが呟いたのはたったひとこと。
「斬捨て御免…」

え、それは斬る方が言う言葉じゃねえよシリュウさん!
それは「武士には平民を斬り捨てることが許される」という意味だし…もしかして、「あ、ゴメーン、切れ味試すのにちょっと斬っちゃった☆」という意味ですか…?
いずれにしろ、まっっっっっったくマゼランの意に添うつもりなんかないな…つか、むしろインペルダウン的には状況悪化しただけでは…?



レベル4、焦熱地獄。
「カニちゃん、レベル3へ行く階段どっちだ!?」
「左へ!!」
脱獄チームは奮戦していた。イワさんは顔がでかすぎてコマにおさまりませんが、頑張っておいでのご様子。
看守室が襲われ、鍵が奪われる。牢が次々と開かれ、誘われた囚人達が戦闘に加わる。
乱戦の中に現れたのは、ブルゴリを引き連れたサルデス。彼が手にしたフォークはどうやらブルゴリを操る音を奏でる笛とかであるらしい。
…昔、ハーメルンのバイオリン弾きってマンガがあってね…(以下略)。
並の囚人では、ブルゴリには敵わない。歓声を上げ、「あの顔巨大オカマ王もやっつけてくれ!」と声援を送る一般看守のみなさん。
「巨大化じゃナショブル!!顔面成長ホルモン!!」
一歩も退かぬ王は、攻め寄せるブルゴリに向けて片目を閉ざす。
「地獄のWINK(へ~ルン~ヌウィ~ンク)!!」
バァチコヴァロンヌ!!(←擬音)
一瞬にしてブルゴリ達は打ちのめされ、血を吐き、悲鳴を上げて弾け飛ぶ。
「ブルゴリ達が一撃でのされた!!意味がわからん!!何だアレは!!」
そのイワさんは、ルフィを振り返る。
「麦わらボーイ!!ヴァナタ立ち止まっちゃダメよっ!!後ろの事はヴァターシ達に任せて!どんどん前へ!!どんどん上へ!!進みなさい!!お行き!!」
「うんわかった、ありがとう!!」
走り出そうとするルフィの前に立ちふさがるのは…サディちゃんと、彼女の従える獄卒獣たち。
「獄卒獣だァ~!!3人もいるぞ!!」
…え、それ「人」で数えるの…?(素朴な疑問)
コアラとサイとキリンは、木っ端のように囚人達を打ちのめす。
ルフィの横に走り込んできたのは、ジンベエ。
「ルフィ君、行くぞ!!わしが補佐する!!陸上戦では、わしなどあまり力になれんが」
「そうか?充分強ェのに!?」

陸上戦では…ね。クロコやルフィと遜色なく戦ってて、「あまり力になれん」ときたもんだ。
このおっさん、海だと死ぬ程強いんだろうなあ…。海割るレベルかしら。
しかし海でならもっと強いってことは、やはり能力者じゃないんだな。魚人の能力者って、悲しすぎるもんなあ。

3「人」(しつこい)の獄卒獣達にやられ、囚人達はたちまち血反吐の中に倒れていく。
悲鳴に反応するルフィ、ジンベエ。そして、
「貧弱共が…」
クロコダイル。
獄卒獣には銃も大砲も効かず、普通の囚人達ではまったく歯が立たない。
「みんな死んじまう、逃げろォ!」
サディちゃんは悲鳴に酔う。助けてくれと、殺されると、叫ぶその声が彼女の快楽。

「ギア3!!ゴムゴムの…ギガント」
「魚人空手五千枚瓦」
「……」

風の音を、獄卒獣達は聴いた。
次の瞬間。

「ピストル!!」
「正拳!!」
「砂嵐(サーブルス)!!」

ジンベエの拳がサイを、ルフィの拳がコアラを、クロコダイルの鉤がキリンを退ける。

「きゃあああああ!!」
サディちゃんの悲鳴が響いた。


以下次号。


うは(笑)。
もうついていくだけで精一杯っていうか、振り落とされないように必死にしがみついてるような気分だよ!


ええと、とりあえず情報整理。

・エース→処刑のためインペルダウンからマリンフォードに移送中。現在の身柄の責任者は中将オニグモ。


インペルダウン組
・ルフィ、クロコダイル、ジンベエ、イワさん、イナズマ他→レベル4から上へ向かう。看守と交戦中。
・バギー、3他→レベル2にて毒攻め放置中。
・黒ひげ一味→正面入り口から下へ向かう?
・マゼラン→レベル2から下へ向かう。
・シリュウ→レベル6から上へ向かう。黒ひげ対策係。
・ハンニャバル→レベル4へ急行中。麦わら対策係。
・サルデス、サディ他→レベル4にて麦わら他と交戦中。
・他の囚人の皆さん→潜在的戦力だが完全未知数。

七武海
・ハンコック→インペルダウンから海軍本部へ向かう。おそらくは既に到着、待機中。
・ミホーク、モリア、くま、ドフラミンゴ→おそらく待機中。
・ジンベエ→反抗、投獄。現状は上記。
・黒ひげ→待機命令に反抗、インペルダウンへ。目的不明。現状は上記。

四皇
・白ひげ→おそらくはエース奪回に動くと予想されるが、現在情報なし。監視の軍艦全滅。
・赤髪→カイドウの動きを牽制。
・カイドウ→白ひげの手薄を狙って動きだそうとするが、赤髪に牽制される。
・???

その他海軍
・センゴク→処刑に備えて待機中?黒ひげの報告を受ける。
・ガープ、大将ズ、モモンガ他→処刑に備えて待機中?

その他海賊
・麦わら一味→流刑地で各自サバイバル中と思われる。住民との友好的な接触に成功したウソップ・ナミ・フランキー・ブルック・サンジ(…)あたりは、そろそろ始動可能かもしれない。ロビンは完全禁固状態で、おそらく脱出不可能。ゾロは心身の回復に時間がかかると思われる。チョッパーは鳥との関係に脱出可否がかかっていると想像される。
・ルーキーズ→黄猿の手にかかったと思われるものは、インペルダウン収容不可のため、強制労働(ロビン流刑地?)に。ホーキンス、ウルージ、ドレイク、アプーはこの中に含まれる可能性が高い。キッド、ロー、キラーも場合によっては含まれる可能性あり。ボニーとカポネは、無事脱出した可能性もある。
・バギー海賊団→インペルダウン近海にいるが、すでに船長奪還には絶望的見解を示している。

その他キーパーソン
・ドラゴン→一切動向不明。ただし、自分の息子(推定)の処刑についてはおそらく知っているものと思われる。また、イワさんなどとの関わりがある。
・レイリー→シャボンディでサニー改造中と推定される。いくらなんでも黄猿につかまっちゃいないだろう…。


……関わってくる可能性がありそうなキャラは、こんな感じでしょうか。まあおだっちのことだから、いきなりとんでもないキャラがさらに投入される可能性もあるけどさ。
特に四皇の最後のひとりとかは、この機会に何か始めるかもしれないし。



しかしこのカオスな状態。
ハンニャバルさんじゃないが、何をどこから考察したらいいかわからず、とりあえずおかきを買いに行ってしまいそうだ。美味しいよねおかき。

まあ混乱していても仕方ないので、マゼランさんを見習って、まずは思いつくところから。
今回は、「黒ひげの目的」について考えてみますか。


さて、黒ひげについて我々が知っているところは実に少ないです。
今まで彼が物語中でやったこと(回想含む)のうち、主な事と言えば、
・シャンクスの目に傷をつけた
・ともに白ひげ配下だった友人を殺し、悪魔の実を奪い逃亡した
・ドラム王国を壊滅させ、ワポルを追放した(ただし王国崩壊は想定外だったっぽい)
・手柄を立てるため、ルフィの首を狙った
・エースと戦って勝ち、その功を以て七武海になりあがった
・七武海に対する命令に背き、インペルダウンへ乗り込んだ

うーむ。…とりあえず、共通して見て取れるのは、彼の権力志向、かな?
とりわけ、ルフィを狙ったこと、その後エースと戦ったことは、明らかに七武海入りを目指しての行動です(エースとの戦いは、自己防衛のためという側面もあったし、エースに勧誘もしていたから、正確には「七武海入りのため」ではなく、「カモがネギしょってきた」ようなもんかもしれませんが)。
以前も書いたような気がしますが、黒ひげのドラム襲撃は、正直まったく理由がわかりません(暴行や略奪についての記述は一切ないし、その後もあまり金回りがよい感じではない。名を上げるためにしては、いまひとつ宣伝効果が薄い)。しかし、これもその後の宣伝がまずかっただけで、海賊としての実績を上げて七武海入りを望んだ故の行動かもしれません。
……それにしても今思うに、世界政府って、仮にも名を連ねている王国の一つが海賊に滅ぼされても援軍を出してくれるどころか、犯人を手配すらしないんですな。さらに(全く別件でとはいえ)召し抱えまでしちゃうし。
でも世界政府に加盟しないと、国民が奴隷として売買されても文句さえ言えない。
なんか……マジにいらなくね?世界政府。
まあそれはおいといて。

しかしそれほどまでに望んだ七武海の座が危うくなる事を、今彼はしようとしています。
いくらなんでも、なりたてほやほや実績もない七武海が、インペルダウンに敵対的に押し入ったとなれば、称号の剥奪もやむなしでしょう。
これは、どう判断すればいいのか。
・黒ひげが意外とアホで、「このくらいしちゃっても大丈夫よね☆」と思ってる
・この行動の結果が政府にとって利益になり、赦免されると確信している
・むしろ当初からインペルダウンに押し込むために、七武海ぐらいの権力を欲していた
・その他
私にとりあえず思いつくのはこのくらいです。

しかし黒ひげも、ジンベエの投獄騒ぎだの、ハンコックの命令不服従による称号剥奪未遂などを目前にしてきたわけで、そうそう七武海に対する政府の対応を甘く見ているとも思えません。
だいたい彼の性格はどうやらかなり狡猾なようですし、白ひげの下にいた雌伏期間がものすごく長かったことから考えても、軽々に動くタイプでもなさそうです。

では、「行動の結果が政府の利益になる」可能性はどうか。
たとえば、革命軍の幹部であるイワさんをここで殺すことは、政府の利益になるでしょう。しかし彼(女?)が獄中にある以上、それはマゼランの管轄下であって、わざわざ押し込み強盗まがいに割り込む必要があるとは思えません。
もしも黒ひげがイワさんに個人的な怨恨があって(女性にされたとか/笑)、「奴をこの手で殺すまでは!」とか思ってたとしても、政府的にそれが考慮されるとは思えません。

そうなると、「インペルダウンに押し込むために七武海になった」説が残りますが、正直これもぱっとしない。
「おれは七武海だよーん」と吹聴することが、インペルダウン侵入の役に立つでしょうか。
事実今回の件では、彼がせっせと「味方だよー」と主張しても、インペルダウン側は耳も貸しませんでした(あっさり負けたけどさ)。
まったく敵対的行動を示さなかった(ように見えた)ハンコックでさえ、ボディチェックと海楼石の錠なしでは入獄を許されなかったわけですから、七武海であること=インペルダウン入場パス、にはなり得ないのは明らかです。

さて困った。仮説が残らないぞ(笑)

あと…そうですね、あえて考えるとすれば、「彼は何らかの大きな目的のために動いている。七武海入りも、今回のインペルダウン突入も、そのための手段に過ぎない」という可能性があります。
大きな目的。……たとえば、「革命」とか、ですね。

Dの一族である男。
たとえば、彼が「革命軍」であるとしたら?
七武海になって政府の中枢に近づくことも、地獄の監獄の中で反乱を起こしている「同志」を救うことも、矛盾なく行われるかもしれません。
彼はエースとルフィの関係を知りませんでしたし、おそらくはドラゴンとエース、ドラゴンとルフィの関係も知らないでしょう(革命軍幹部のイワさんだって知らなかったんだし)。彼が革命軍だとしたら、(ドラムの件を含めて)彼の行動のかなりの部分に説明がつきます。


先走りすぎましたかね。
まあ、そんな仮説もあり得なくはない、ということで。
どうも我々読者は、黒ひげに対して「悪役」イメージが強いのですが…まあ、エースをあんなことにしてくれやがった張本人ですしね…、思えばワンピースの主人公は海賊。「賊」なのです。

ぞく【賊】
1 他人に危害を加えたり、他人の財物を奪ったりする者。「―が忍び込む」
2 国家・社会の秩序を乱す者。
(大辞泉)


あくまで個人的な意見ですが、「ワンピース」を勧善懲悪の視点で語るのはナンセンスだと思います。
なにしろ、主人公はある意味「悪党」なのですから。
悪を行うものは必ず罰せられなければならない世界ならば、まずは主人公が法を犯していることから裁かねばなりません。
ルフィはいまのところ、略奪も殺戮も強姦も(描写されてる範囲では)してませんが…ナミとかを連れてきたのはある意味略奪かもしれないし、空島では目をきらきらさせて「宝物を奪って逃げる」とか言ってましたが…、この世界ではまず、「海賊」を名乗り、ドクロの旗を掲げることが罪です。
たとえその旗が血で染まっていなくても、それだけで悪とみなされます。
まして彼は、「無辜の人民の守護」であるはずの世界政府にケンカを売り、「法の島」を崩壊させました。たとえ腐りきっていたとしても、それはこの世界の「法」では間違いなく罪です。
「ルパン3世」などと同列で論ずるのは少し違和感を覚えるかもしれませんが、「ワンピース」もまた、ある意味でピカレスクロマンと定義することができます。
この世界に、「正義」は事実上存在しないし、「善」もない。同様に、「悪」もない。
ただそれぞれの人間の思惑と自由と意志があり、ぶつかりあい、砕け、あるいは融合し、変質する、それだけのことです。
正義の味方なら必ず勝つわけではないし、悪は必ず滅びるわけではない。ルフィにとって出会う人は善人でも悪党でもなく、「同じ世界で生きられる相手」と「天をともに戴くことのできない相手」でしかない。
だからルフィは、夢を持つロビンや誠意を持ってナミへの行いを償おうとしたハチに好意を抱いて彼らのため命をかけ、ナミやビビを傷つけたアーロンやクロコダイルを憎んだのであって、彼らが「善」か「悪」かという価値観は、彼の意識にはないのだろうと思います。
その価値観は、祖父や兄に対しても同じ。共に生きられるなら共に生きればいいし、助けが必要ならば命をかける。そしてもしも必要ならば、容赦なく殺し合うこともできる。
そんな風に、私はこの世界を解釈しています。


まあそんなこんなで、「エースをひどい目に遭わせた黒ひげキー!」という気持ちは正直あるのですが(笑)、彼もまたDの男。
ただ「悪役」と決めつけるのではなく、今後の動向を熱く激しく見守りたいと思います。


(こっそり)
包容力攻×ツンデレ受ってのはある意味王道だよね…。
しかしツンデレ攻×包容力受も捨てがたい。
さてマゼラン×ハンニャバルに萌えるべきか、はたまたハンニャバル×マゼランに萌えるべきか。
あとシリュウ×マゼランは、よいヤンデレネタになりそうな気がします。

とか思わないでもないのだが。


ああ兄ちゃん。エース兄ちゃん。エール!エール!エー(以下略)



スポンサーサイト


コメント

  1. カモメ | URL | 79D/WHSg

    こにちは~!
    いやはや。
    怒涛の展開過ぎてホントにハンニャバりそうですね。笑
    情報整理あざーっす。
    あ、私もおかき好きです。

    しかし黒ひげの目的は何なんですかね!?
    いくら考えても検討が付きません。
    誰かを助けに、もしくは勧誘とか?
    あとラフィットがトリトリ系か?ってのは予想してましたが、あんなにキモイのは予想外でした。笑

    あとはマゼラン!!
    すごいですよ、かっこよすぎです。
    上司にしたいワンピキャラ、ベスト3には入るんじゃないですか?笑

    そしてエースの表情!!!
    手の届かないあの大空・・・
    いったい何を想って見上げているのか・・・


    ワンピ界の善悪は私もそういう気持ちですね。
    黒ひげは『悪』ではなく、ルフィにとって最大の『敵』になるんじゃ・・・!?みたいな。



    こっそり

    普通に考えてもエースの表情は切ないのに、もうエールだと限界値超えますね・・・。
    本編がこんなんだから、いまだにアニメのOPは泣きそうになるんですよ!

    そして私はマゼ×ハンニかなぁと思います。笑
    あとマゼ×シリュとか。
    ちなみに0と1さんはやっぱり1×0ですよねv

  2. blanc | URL | 79D/WHSg

    こんばんは。
    はじめまして。

    次号の扉絵(短期集中連載)はショックを受けると思います。まさかの……アノ男が…。。。(言いませんよ言いませんよ)

    友人がラフィットはトリトリの実モデル「エンジェル」ではないか…といっていました(笑)←まぁナイと思いますが

    せっかくクロコダイルの後釜に黒ひげが入ったのに、政府はまたその後釜を探さなくちゃいけませんね…すぐ見つかるもんなのか?
    どうせなら七武海解散しちゃえばいいのに…


    また来ます~

  3. 魚王 | URL | 79D/WHSg

    いきなりタイトルが興味深かったです。
    まさかの黒ひげ登場は全く考えてなかった!
    黒ひげは戦いにきたわけじゃないだろうし…援軍も有り得ないし…一番多い予想が「シリュウ+レベル6の囚人三人を仲間にする」ってやつですね。エースを仲間に呼び込む位ですから・・・

    エースの心情とハンニャバルの心情はかなり見ものだと思います(笑)

    ラフィットって見た感じ鳥というよりも単なる羽って気がします。
    超人系ハネハネの実と予想してます
    しかしマリージョア侵入を飛んできたとは(恐らく)てっきりブルック並の身軽なジャンプ力かと(^_^;)

    長くなりましたが最後にジンベエの5千枚瓦がインパクト強すぎました(-.-;)

  4. MIYE | URL | 79D/WHSg

    >カモメさん(0-11)

    ほんっっっっっとに遅くなってごめん,カモメさんorz
    おかきおいしいよね…。
    ちなみに所長は実はチーズがあんまり好きじゃないので,チーズおかきはイマイチ(どうでもいい)。

    黒ひげの目的はまったく見えませんねえ。
    とにかく彼の言葉を信じる限り,最終目的は海賊王らしいので,そのための計画を遂行してるのはわかるのですがね。
    そして私が黒ひげなら,ラフィットは見た目で面接を落としたいです。

    マゼラン…。まさか、トイレがどーの美女に惚れたのと言ってた人を,(敵ながら)こんなにも頼もしく思うとは。
    ところで、カモメさん的にベスト3のあと2人は誰ですか?
    私は…スモーカーさんと…モモンガさんかなあ…。

    ワンピの世界では,これから「正義」と「悪」がクローズアップされて行きそうですね。
    「戦争には常に二つの正義がある」という言葉があります。戦争が起こる時,敵も味方も「正義」のために戦うのだ、という意味です。
    正義は幾つもあるし、互いに対抗する。果たして,普遍的な「正義」というものはあるのか?
    たとえば、シ●ッカーみたいな「悪の組織」を裏切る行為は,「悪」なのか「正義」なのか?
    ……やはり、「答えはねェだろ、くだらねェ!」なのかなあ?

    そしてエール…いいよね…。
    ちなみに本日変えたPC用テンプレは,新OPをちょっとイメージしましたv

    1×0に異論はない。まったくもって異論はない。
    しかし、マゼラン受けにはまだちょっと未練がある。
    そんなお年頃の所長です。



    >blancさん(0-1 海軍船雑用)

    はじめまして、ようこそ弊研究所へ!
    せっかくの初書き込みを,延々と放置してごめんなさい!

    ああ、扉絵…(乾いた笑い)
    早売りを読んだ報告はもちろんまったく構わないのですが,内容にかするような書き込みは,今後月曜以降にお願いできれば幸いです。

    「トリトリの実 モデル:エンジェル」ですか…。
    その可能性を考慮する前に,まずはエンジェルが鳥なのかどうかについて、お友達と小一時間語り合いたい所です。
    翼と手足の関係から見ると,天使は鳥よりむしろ昆虫に近(以下略)。

    七武海解散は,今後のシナリオの一つとしてあり得ますね。
    というか、もしかすると政府の目的の一つは七武海解体ではないか?という説も、某所で拝見しました。
    ……まあ、今のところ,どいつもこいつも政府的に役には立ってないからなーくま以外。そのくまも、裏の所業はどうやら怪しいし。

    もしよろしければ、またお寄り頂ければ嬉しいです!


    >魚王さん(0-28)

    レス遅れてごーめーんーねー(平謝り)。


    黒ひげは確かに意外な登場でしたね。ここでそうくるか!みたいな。
    少なくとも白ひげ戦の間くらいはおとなしくしてるかと思ってたんだけど。さすがに元の船長と戦うのはイヤなのかな?
    長年仕えて来た相手なのに、二重三重に裏切ったんだもんなあ。怖くて、顔会わせたくない気持ちはわからなくもない。

    今のところ、どうやらシリュウは抱き込まれたっぽいですが、レベル6の3人はどうかなあ?
    エースに対しては、もとから上司だったくらいだから実力や性格もわかってるし、味方にできれば大きいと踏んだんだと思いますけどね。
    ……腐った話は自重v

    私も実は、「ハネハネ」あるかも、と思ってました。なんていうか、人間にいきなり羽が生えてるだけで、鳥っぽくないですよね。
    ペルは有翼状態ではもう少し鳥っぽかったような。
    マリージョアとモックタウンの間を、あの羽で移動できるのかなあ…間に例の霧地帯とかいろいろあるのに…。できるんだとすれば、かなりの飛翔能力ですね。そしてかなりの胸筋(笑)

    ジンベエ、アホみたいに強いですよね。でも陸上ではまだまだ、とか言ってるし。
    やっぱり七武海は格が違うよなあ…。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://captainluffy.blog58.fc2.com/tb.php/191-1215b8a7
この記事へのトラックバック



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。