--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ONE PIECE』539話ネタバレ

2009年04月14日 22:23

うん、ごめん。所長です。
言い訳をするつもりじゃないですが、所長は土曜日の12時ギリギリまで、ネタバレ記事を書いていたですよ。
あと5ページ分ぐらい、というところまできて、いきなりブラウザが強制終了した哀しみを、君はわかってくれるだろうか。
しかも先週に続いて二週連チャンとか。

うん、なんつーかね……改めて書き出す気になれなくて…ね…。

そんなわけで遅くなってごめん。



以下、コミック派の方はご注意遊ばせ。
第539話「エンポリオ・テンションホルモン」
表紙はロビン。
白い花咲く花畑、柵のそばに腰を下ろすジーンズ姿の美女。
頬杖をついて景色を眺める彼女の視線の先、地面から伸びた白く優雅な手の指に、一羽の蝶が止まる。


「食糧を運べー!どんどん運べー!!生でもいい、量だ!!量!!」
ニューカマーランドは、大混乱に陥っていた。
住民は総出で食糧を運び、鎖を解かれた鉄の扉の前に並ぶ。巨大な肉塊、魚、料理の数々。
それらの食糧は、まるでブラックホールに吸い込まれるかのように扉の奥に消え、骨や皮や皿だけが吐き出される。
運び込まれる食糧だけではない。扉の奥から伸びてきた腕が、部屋の外に列を作る人々の手から、次々と料理を奪い取る。
すさまじい勢いで食糧を消費している男が起動して30分。すでにニューカマーランド数日分の食糧が、アリジゴクのような部屋に呑まれて消えた。
言葉もなく、茫然と見守るボンちゃん。
「何という生命力っカブル」と、驚嘆の声を上げるイワさん。

やがて、最後の皿が置かれる。
「は~~~~」
息をついて、扉の奥から「彼」は現れる。
固唾をのんで見守るニューカマー達の目に映ったのは……あまりにも、異形な姿。
形容するなら、さながら玉ネギ。あるいはスライム。
小さな痩せこけた上半身が、球体のように膨れ上がった腹の上に乗っている。
「なんだあの生物…!人間の姿じゃねェ…」
目の前で、「玉ネギ」は息をつく。その肩に、上腕に、脛に、ぼこりと筋肉が膨らむ。
そして、次の瞬間。

「ん治ったァ~~~~!!!」

……かくて、モンキー・D・ルフィは、奇跡を起こし生還した。

「うおおおオオ~~!!エネルギーを吸収したァ~~!!何てやつだお前は!!人間じゃねェ!!」
「あのマゼランの猛毒受けて、生還するなんて!!何てやつだ!!たった20時間で猛毒に勝った!!とんでもねェ奇跡だァ!!」
すっかり常人体型に戻ったルフィを、胴上げして敬意を示すニューカマー達。
「奇跡…奇跡の度を越えてるわ…」
呟くイワさん。
「…!!よがった…」
安堵の涙にくれるボンちゃん。
宙を舞いながら、その姿を見つけたルフィは、「ボンちゃん、無事だったか!!」と歓喜の声を上げる。
「バカねーい!!ジョーダンじゃないわよーう!!」
ルフィの笑顔に、安心したあまり怒りの声を上げるボンちゃん。
「それはこっちのセリ……」
ふっ、と、ボンちゃんの体が揺らめき、大木のように倒れる。
「ボンちゃん…!おい…!大丈夫か、しっかりしろ!!」
あわてて駆け寄るルフィ。ボンちゃんは白目を剥き、洟を垂らして完全に失神している。
「過度な疲労よ…ケガのせいじゃない」
声をかけた人物を見上げて、ルフィは気安く呼びかける。
「あ、イワちゃん!」
「イワちゃん!?」
あまりのフレンドリーさに、どよめくニューカマー達。だがさすがに、ウンコ以外の呼び方は気になさらないオカマの女王は、顔色一つ変えない。
「生きられた!!おれ達の事、助けてくれてありがとう!!」
満面の笑みで礼を述べるルフィ。
……ってことは、ルフィは自分を助けてくれたのがイワさんだとか、助かる可能性は低いと言われたとか、そのあたりの記憶は完璧なんだな。
ていうか、神経毒だっていうからてっきりマゼランの毒で意識も朦朧としてると思ってたんだけど、レベル5に放り込まれたときからずっと意識はしっかりしてたのか。ものすごい激痛だとかいってたけど、激痛でなおかつ意識を失う事もできないとは、なんという拷問向きの能力(もしかするとルフィのけたはずれの精神力のせいかもしれないけど)。
「礼を言うなら…そのMr.2ボンボーイに言うんだね…!!ヴァターシは能力を使って、少々力を貸したに過ぎナブル。だがそいつはね…何時間も何時間も…何時間も、ノドが裂けて血を噴いても、ずっとここで苦しむヴァナタと共に苦しみ、頑張れと…生きろと叫び続けてた…!!ヴァナタが命を取り止めた事に、何の影響もなかったとは思えない」
「…そうか」
イワさんの言葉に、ルフィは改めて倒れた友を見下ろす。
……思い出すのは、レベル5に迎えに来た、半裸のボンちゃん。血まみれになり、凍え、息を切らせ、それでも。

(麦ちゃんっ!!!助けに来だっ!!!)

「…ボンちゃん、ありがとう!!!恩にきる!!!!」
ルフィは、ボン・クレーの前に手をつき、頭を下げた。
……かつて、アラバスタの王女に教えられた方法。

そんなルフィのところへやってきたのは、イナズマ。先週は確か美女だったと思うのだが、今週はどう見ても男性。さすがはニューカマー。
「帽子と服だ」
……あ、そういえば。
アラバスタでは三日三晩寝た後に「帽子→メシ」。
アマゾンリリーでは、寝ながら散々食って目を覚ました最初の要求が「帽子」。
今回は、復活最初の言葉が帽子じゃなかったな。意識があったから、イワさんたちに預けた事を覚えてたのかな。
ていうか、服は何で脱がせる必要が?治療のために必要なら、ズボンも脱がせばいいじゃねーか。なんで上だけ裸なんだよ!
アマゾンリリーじゃ全裸だったんだから、惜しげなく下も脱ぎゃいいじゃねーか。まあ別にいいけどさ。
とにかく数日の休養を勧めるイナズマだが、もちろんルフィはそんなもん聞く耳を持たない。
「そんな時間ねェよ!だいぶ時間くった。悪ィけど、お前らボンちゃん頼めるか!?後で迎えに来るから!」
言いながら服を着て、帽子を被る。だがその足取りはまだおぼつかず、そのまま転倒。

む。ルフィ、あんまり深く考えていないんだろうとは思うけど。
ボンちゃん後で迎えに来るって、そりゃー無茶だよ。
エースをうまく救出できたとしても、エースが満足に動けるとは思いにくいわけで。
そのエースと、ボンちゃんを抱えて、ここからレベル1まで引き返して……って、なにその不可能ミッション。
かといって、エースだけなんとかレベル1まで連れてって、またここまで引き返してくるのも、どう考えても現実的とは言いがたい。
まあ、針の山の中にまで秘密通路があるわけだから、それを使えばレベル1までの往復は比較的楽かもしれないけど、そんなことアナタ知らないだろうに。
でもって最大の問題は、たとえその二人を抱えてレベル1まで行けたところで、ここは絶海の孤島だということだな。
能力者三人じゃ、独力で海を渡るのは不可能。エースは以前艦隊を飛び越すぐらいはやってたし、ルフィも腕を伸ばせばそれなりの距離の移動は可能だけど、いくらなんでもカームベルト横断は無理だろう。
そうなると、ボンちゃんの能力で、インペルダウンの警備役のふりをして軍艦に乗り、それを乗っ取るのが一番可能性が高い…かな?
あるいは魚人のジンベエとか、砂になれば相当遠距離を移動できたはずのクロコダイルとかが絡む可能性もあるか。
一番物語的に楽なのは、エニエス・ロビーみたいにインペルダウンそのものを陥落させることだけど、マゼランとかシリュウとかがいる限り、それはさすがに無理っぽいもんなあ。

まあそんな先走った予想は置いといて。
ビブルカード(火にも水にもマゼランの毒にも無事!…そういえば帽子も無事でよかった)は、未だルフィの手の中で、下を示す。エースはまだ下階にいる。
「ビブルカードじゃない。今復活したからには、何が何でも兄の救出に行くんだろうね…まァ、ヴァナタの命…勝手にすればいいけど」
イワさんはさすがに、新世界の知識がおありらしい。
そのイワさんに、ルフィは無邪気に問う。
「イワちゃんは脱獄すんのか?ボンちゃんはおめェを助けたくて、階を降りてきたんだもんな!逃げ出すついでに、エースの居場所教えてくんねェか?」
「お…おめェ?」
ルフィのフレンドリーさにハラハラするニューカマー達はほっといて、イワさんは婉然と微笑む。
「ボンボーイがヴァターシを助けに?あらそうだったの、カワイイとこあるじゃない」
異議あり!イワさん、異議ありです!
あなたに会ってから、ボンちゃんはカワイイところしか見せてないと思います!
……かつてはコブラ王に化けて、けっこうヒドいことしたこともあるのですが。
「でも気持ちだけ貰っておくわ、まだ脱獄する時じゃなッシブル。世の中の情勢は把握してる…海軍と白ひげ海賊団を中心に、大きく世界は動こうとしているわね。…でもあの男は、まだ動かない。世界中の革命家達の黒幕、ヴァターシの同胞…革命家ドラゴン!!」
おー。出ました、ドラパパ!
そっかー。イワさんとドラパパ知り合いかー。どんなファーストコンタクトだったか是非知りたい。
「ああ…おれの父ちゃんか」
「そう、ヴァナタの父ちゃんが軍を率いて動きだす時…ヴァターシは再びシャバへ飛び出し、世界の流れに身を投じる。今むやみに脱獄を試みても、シャバで大きく手配されるだっけャブル」
語尾の発音難しいな!
しかし「父ちゃん」発言に冷静ですねイワさ……

「父ちゃん!!?」

あ、やっぱり。
数メートルとびすさったイワさんは壁に激突。
「ヴァカおっしゃい!!ヴァナタがドラゴンの息子!!?息子がいたの!?」
「あ…コレ言っちゃいけねェんだっけな。まあいいや、じいちゃん言ってたし。おれもよく知らねェんだよ、実は顔も知らねェしな」
「知らない」というルフィの率直な言葉に、イワさんはむしろリアリティを覚える。

嘘をつけるとは思えない、ルフィの性格。
海賊界でも名の知れた超新星となった、その器。
たった今見せた、常識はずれの生命力。
どう考えても「普通」ではない男。

……充分にあり得る可能性。

「ヴァナタ…出身はどこ?」
「東の海だ」
「!!!やっぱり…!!」


そこは、どこかの石窟。
高い場所に立ち、風に吹かれるドラゴンに、イワさんが声をかける。
「風に吹かれてる時ヴァナタ、どこにいても…同じ方角を向いてるわね」
「…そうか?妙なところに気づく奴だな。特に意識したことはない」
「じゃあ、動物の帰巣本能ってヤツかしら。そっちに故郷があるのでは?東の海に、想う家族でもあるの?…どう?」
「…素性の詮索はよせ、イワ…!!」
「ン~フフ、失礼……」

あれ?
イワさんって、本名エンポリオ・イワンコフで、イワは愛称だよね。
ドラパパ、あんなツラして、仲間を愛称で呼ぶようなフレンドリーな方なのかー。そうかー。
まあ、ガープの息子でルフィのパパだもんね。きっと天然なんだろうなあ(笑)

あ、そういえば。
以前、ルフィとエースの兄弟関係を考察した時に、「ルフィがフーシャの出世頭と言われている=エースはフーシャ出身ではない?」と書きましたが、もしかすると単に、エースの賞金額が三億いってないだけ、という可能性もあるんだよね。(個人的には、兄ちゃんの賞金額は弟オーバーであって欲しいですが)
それはおいといて、父ちゃんは賞金かかってないのかなあ?
父ちゃんも賞金首だとすれば、三億以下なのか…?
まあ賞金額は実力よりは政府に対する危険度だけど、どう考えても十人足らずの小規模海賊団の船長より、世界的革命軍のトップの方が危険度高いよな(笑)

閑話休題。
イワさんは、思考を巡らせる。
……もしも本当に、この麦わらボーイが、ドラゴンの息子なのだとしたら。

「イナズマ!エースボーイの出航時間をお調べ!」
急の命令に、イナズマは動じることなく「ええすぐに」と応じる。有能っぽい。
「ビブルカードが下を向いてるから、まだ連れ出されちゃいない!!ヴァターシはこれから、麦わらボーイとレベル6へ向かうわよ!!」
なんだかよくわからないけど、イワちゃんが案内してくれるらしいと知って喜ぶルフィ。しかし今さら、レベル6?5じゃなくて?と頭をかしげていたり。
あんた、バギーの話聞いてなかったな船長(笑)

……つまり、麦わらボーイの兄、エースボーイもまた、ドラゴンの息子だということ。
海軍は、これを知っているのか?
白ひげとドラゴンを同時に呼び寄せて、政府にメリットなどない。
ならば、政府の真意は!?

わからないことだらけ。
だが、イワさんはひとつだけ確信していた。
……今こそは、その「秋」。待ち続けた、脱獄すべきとき。

「麦わらボーイ!ヴァナタ今の、軽々しく口にするんじゃないわよ!!」
「…あァ、やっぱそうなのか」
「ヴァターシはヴァナタの父親の仲間!!『革命軍』の幹部よ!だからここに捕まってた。勝手ながら、ヴァナタをサポートする義理がある!同胞の息子を、目の前で死なせるわけにはいかないわ!!」

…あれ、ボンちゃん、確かイワさんが捕まったのは「いわれのない罪」って言ってなかったか(笑)
革命軍の幹部なんて、いわれありまくりじゃねーか!
まあ、こんだけ危険な能力の持ち主かつ政府に非協力的なら、別に革命軍じゃなくたって政府も逮捕したいだろうと思うが。
たまたま冤罪で捕まって、都合がいいからここで雌伏してたんだろうか。

「ニューカマーランドの住人全員に伝えなさい、ヴァターシ達は、これからエースボーイを救出し、その後インペルダウンからの『脱獄』を試みる!共に行きたい者たちは死を覚悟し、戦闘準備の上ここで待機を!!」
そんな急に、という抗議に、イワさんは毅然と応える。
「決断はいつも突然よ!!」

……死の覚悟か。どっちかといえば、参加しない方が死ぬ確率高そうだな(笑)
イワさんが成功してここから出てしまえば、もう脱獄のチャンスはないだろうし、失敗して捕われれば芋づる式に捕われる危険が大きいし。
とりあえずこれで、レベル1までボンちゃん(場合によってはエースも)を運ぶ人手には
不自由しなさそうだ。

「よーし、待ってろよエース!今行くぞォォォ!!!オォ~……」
力んでときの声をあげたはいいが、そのまままたばったりと倒れるルフィ。慌ててイワさんが駆け寄る。
「え…脈が」
「脈がどうしました!?」
「ある」
「あんのかい!!」
一本とられたよ!(←お約束ツッコミを補完)

ともあれ、ルフィは当たり前ながらへろへろ。
すかさずイワさんは、その脇腹に手刀を突っ込んだ。
「エンポリオ・テンションホルモン!!!」
「ごふ!!!」
「アドレナリンってヤツよ…今日1日、その疲労を忘れられる!!」
さすがは人体のエンジニア。
「その代わり、後日来る壮絶な後遺症なんて、ヴァナタ今さら気にしないでしょう?」
……なんか不吉なこと言ってますが!!!

……アドレナリンの後遺症か……。
ルフィのことだし、今さら筋肉痛ってこともないだろうなあ。
…………じょたいか、とかだったらどうしましょう……(ぽつりと言ってみる)。


さて、インペルダウン内某所。
ちゃんと被り物を被り直したハンニャバルさんが、部下から報告を受ける。
・Mr2、Mr3、道化のバギーは完璧な変装でレベル5に入った
・レベル5では麦わらのルフィが牢から解放された
・見つかったのは血まみれの被り物のみ。4人とも狼の餌食となったとおぼしい
……3&バギー、まだ捕まってないのか。あいつらの愛の逃避行(違)がそんなに長続きしてるとは、むしろ意外。
死んでるとは思えないしな……。
「そうでなく、またこちらが出し抜かれては、いよいよ署長も副署長も首が危ないですね」
上司に遠慮のない口の利ける職場だなインペルダウン!
しかし、部下のその言葉で、「実は失態をした自分の首も危うい」ということに初めて気づくハンニャバルさん。気づくのおせえよ(笑)!囚人見逃して通したら、その時点で署長よりむしろあんたが危ないよ!


レベル6へのリフト内。
ここにも、上司に遠慮ない口を利いてる人がいた。
ドミノさんに、トイレから出るのが遅いと怒られる署長。「今後はもっと素早く下せ」ってそんなムチャな。
エースの引き渡し時間は、午前9時。正面入り口で、エースを海軍に引き渡す。そこまで守れなければ、インペルダウンの体面はズタズタだ。

一方、正面入り口では、出迎えの軍艦5隻、海軍中将5名がエースの身柄を待ち受ける。
彼らの任務は、インペルダウン正面入り口から、海軍本部のあるマリンフォードまでのエースの護送。囚人を引き渡すまで一切気は抜けない。
……うーん、軍艦5隻+中将5名か。バスターコールよりは規模が小さいな、さすがに(バスターコールはさらに軍艦+5隻)。
しかしヘタすりゃ白ひげ海賊団とガチでぶつかるわけだし、そうなるとこんな人数で大丈夫なんだろうか。せめて大将の1人くらいいた方がよかないか。
……まあ、たかが海賊1人の護送にそこまでやると、それはそれで海軍の面目に関わるのかもしれない。


レベル5。
アヤシゲなホルモン注入で、力みなぎりまくりのルフィ。
驀進体勢のイワさん。
それでもワイングラスを離さないイナズマ。
隠れ家から飛び出した三人組は、襲いかかる狼を殴り蹴りウインクで弾き飛ばして進む。
ほんの1分や2分の差でも、今は致命的になる。
そして、見つかることを恐れず最短距離を進めば、レベル5から6へはたいした時間はかからないのだ。
鍵はイナズマがなんなく開き、彼らは監視の目も構わずにレベル6への階段に進む。


モニター室では、看守達が不審人物に色めき立つ。
レベル5から6への通路に映るのは、三つの人影。
大男が一人。数年前に行方不明となったオカマ王「イワンコフ」。
少年が一人。昨日の侵入者、毒で殺されたはずの「麦わらのルフィ」。
そしてワインを傾けるのは、やはりもとレベル5の囚人、南の海の革命家「イナズマ」。
レベル6へと一直線に進む3人。狙いは当然、火拳のエースとおぼしい。
そのレベル6へは、今まさにマゼランとドミノが向かったところ。このままでは激突必至。
浮き足立つ彼らに、的確な指示を出したのは……ハンニャバルだった。
「今すぐ通路のトラップを作動、レベル6の看守室へ戦闘要請、サディちゃんと獄卒中が行くまでもたせろ。同時にマゼラン署長及び全フロアに報告!」
その凛々しくも有能な姿に、看守はそれが偽物ではないかと疑うのだった。
……日頃の行いって、大事だね!

「間に合え間に合え、今行くぞエース!」
階段を駆け下りるルフィ、イワさん、イナズマ。

レベル6。
黙って成り行きを見守るジンベエの目の前で、マゼランはエースに、身柄をマリンフォードへ護送することを告げた。



以下次号。の、次(泣)


というわけで、次号は休載だそうです……。
おだっち、がんばれ!映画もその他諸々もがんばれ!

さて、あんまり時間ないので、ここに書くことも少ないのですが。
政府の真意について、ちょっと考えておきます。

イワさんが作中でも述べていましたが、エース=ドラゴンの息子と仮定すると、エースを処刑するのは白ひげだけでなくドラゴンをも敵に回すに等しい行為です。
我々のわかっている限りでは、海軍の上層部、少なくともセンゴク、ガープ、そして多分青キジは、エースとドラゴンのつながりを知っているはずです。彼らが展開をどのように読んでいるのかはわかりませんが、ゴーサインを出した以上は、勝算あってのことと思われます。
海軍と白ひげの戦いそのものだけでも、かなりぎりぎりなのは、以前ガープが「冥王」まで相手にできない、という意味のことを言っていたことで明らかです(確かに冥王さまは強いけど、もう部下さえいないジーさんひとり相手にさえ手勢割く余裕がないんだもんな…)。
そこに、ドラゴンの革命軍がぶつかってくれば、政府は相当ヤバいことになることは明らかです。
ただ、以前も考察したように、いまだドラゴンがエースの父親であるかどうかは確定しているとは言えませんし、なによりエース自身がドラゴンを父と認めていないことからもわかるように、この二人の親子の縁は(少なくとも見える範囲では)きわめて薄いものです。
ドラゴンは以前、ルフィを助けたことがありますが、それもわざわざ助けに行ったというよりは、「偶然目の前で息子が殺されかけてたからついでに助けた」程度の感じでした。彼は全世界の革命軍を担う身であり、一個人の事情で軽々しく動けるとは思えません。エースを助けるためだけに動くとは思いにくいですが、政府側としてはそう断言することもできないと思います。
しかし、革命軍としても、政府が白ひげにかかりっきりになってくれるということは、ある意味チャンスに間違いありません。革命軍だけでなく、四皇の他勢力も動きだしている描写がありました。

実は私は、以前から政府がエースを処刑するというのは、ブラフではないかと疑っていました。
正直、殺すよりは生かしておいた方が、白ひげとの取引材料にも使えるし。
ただ、「公開処刑」と銘打つことによって、白ひげを動かし、おびき出そうとしているのではないか、と思っていたのです。つまりあれだ、ナウシカ映画で、王蟲の子どもをケガさせて王蟲の群れをおびき寄せるみたいな。

白ひげとドラゴンを両方動かすことで、政府に何の得があるのか。
「政府には、そのどちらをも確実に潰せる隠し球がある(=プルトン、ポセイドン、ゼウス?)」という可能性もありますが、あるいは「白ひげ」「革命軍」どちらにも重要なコマであると考えられるところのエースを使って、その互いを喰い合わせ、共倒れにさせよう、というような案を政府が練っている可能性もあります。

いずれにしろ、孫(推定)がああいう状況でも動じもしないガープの動向が、今後鍵になってきそうな気がします。
……ところで、じいちゃんのとこには、「ルフィをマゼランが殺しました」報告入ってるのかな…。まさかニューカマーに救われてるとは、夢にも思わないだろうな…。


(こっそり)
いやー、実はドラゴンパパのパートナーとしてはくまイチオシだった私ですが、こりゃーイワドライワもありですな(笑)
つか、立派な男性に「な、なくなる!」ができるイワさんが仲間にいれば、ぶっちゃけなんでもやり放題。

以前から議論されてる「ダダン」さん、私は名前の響きからして男性だろうと思ってたんですが、こうなってくると、男性だからといってルフィのママでないとは言いきれないという恐ろしい事態に(笑)
以前ネタで口にした、「くま=ルフィママ説」すら真実にできる可能性が……!
(反応からして、イワさん=ルフィママはあり得ないけど)


スポンサーサイト


コメント

  1. 匿名希望 | URL | 79D/WHSg

     更新御苦労様です。

     はい、前回、前々回とコメント書いた匿名希望は私です。混乱させてしまったようですみませんでした。

     以前に書きましたように土曜日発売が当たり前の地方なので、最新号買いましたけど・・・ONE PIECEが無いんで寂しいです。

     イワさんが革命軍幹部だったというのは驚きました。ドラゴンが何かの形で関わってくるだろうと予想はしていましたが、まさかこんな形で出てくるとは。

     一応一国の王、しかもあんな濃いキャラクターの人が、謎が多くてつかみきれていないけれど、性格はガープに似ず真面目で厳格そうなドラゴンとは結び付かなかったので、全く予想外でした。

     でも考えてみれば海軍に正義の看板を掲げさせておきながら、天竜人の暴虐を諌めるどころかこれを保護、人身売買も黙認なんてことやってる政府をイワさんが快く思うわけないですね。

     イワさんとドラゴンがいつ会ったかはわかりませんけど、イワさんが革命軍に入ったのは政府のやり方とドラゴンの存在が大きいと思います。

     エースのドラゴンの評価はボロカスですが、実際は少し違うようですね。
     無意識に東の海の方角を向いていたところとか、ルフィがドラゴンの息子だと確信したイワさんがエースの処刑でドラゴンも動くと想定しているところから考えるに、一見冷たそうでも、実際は情の深い人であるように思います。そうでなければイワさんも仲間にはならなかったでしょうから。

     自分の素姓を同胞にさえ隠していたのも、一つには家族に累が及ばないようにするため、というのがあったんだと思います。父親と息子にあっさりバラされてますけど(苦笑)。

     やっぱりガープが言いかけてたように、ドラゴンが革命家となったのには余程の理由があり、多分それはこの世界の謎にも大きく迫るものだと思います。

     W7でガープがルフィに施した猛烈スパルタ教育の話を聞いたサンジが「ルフィの底知れねェ生命力の根源を見た気がした」と言ってましたが、ドラゴンも子供のころはガープのメチャクチャなスパルタ教育を受けていたんでしょうか。けど、彼らの非常識な生命力は元から備わっていた部分があるように思います。

     エンポリオ・テンションホルモンの壮絶な後遺症。普通に考えると忘れさせていた疲労やダメージが一気に襲ってくると想像されることから、TB編のゾロのように瀕死、峠を越えたその後もダメージが抜けない・・・という最悪の状態を予想しますが・・・。
     いつも大方の予想の斜め上をいくのが尾田っち、何か別の、とんでもないオチを持ってくるような気がします。

     440話で名前が出てから以降、全く情報が出てこないダダン。私は男ならルフィの母方の祖父か伯(叔)父、女ならルフィの母親、と予想しています。両方で予想しているのは性別さえ明かされてないからです。
     ただ、ニューカマーの存在を知った今では、ダダンも性別不詳な人物なんじゃ、と怖い考えが頭の中に浮かんでくるようになってしまいました・・・。

     長々とすみませんでした。もうすぐGW。お体に気をつけて、楽しく過ごしてくださいね。

  2. 魚王 | URL | 79D/WHSg

    後遺症!?恐ろしいです…ただでさえゾロは重傷…サンジは重体(笑)
    チョッパーの「5人目」イベントの伏線なのかなぁ~とも思いました。←治療力アップ

    イワさん革命軍は驚きました!思い付きそうで付かなかった…

    ミスター壱はもうほとんど出番なくなりそうです(ショック)赤鼻とドルドルがどうにか・・・

    扉絵は来週ビビだと思いますが、今までの流れだと再来週から新しく扉絵連載がスタートするはずです。題材はもうそんなに見あたりませんが、どうなりますかね?←また次週に続きます。

  3. 魚王 | URL | 79D/WHSg

    連投失礼しますm(_ _)m

    アニメは昨日(日曜日)ビンクスの酒フル見ました!!
    良かった~(歌も良かったけどブルックの過去切なくなりました……)
    先週のラブーンも

    勢いで新作CDも二種類買いました!
    『ビンクスの酒』と『ブルックと麦わらの一味の音楽会』ってやつです。(後者は高い…笑)
    後者は所長さんは買いました?
    主にアニメ内(スリラー編)のサウンドでルンバーバージョンとチョーさん1人で歌うビンクスの酒もあります。
    歌詞でいう5、別れの唄と6、行く船の唄は最高に上手いです!身震いします(笑)
    9人のウィーアーもありましたがほとんど変わらず

    やっぱりアニメワンピースの最大の武器は昔から素晴らしい音楽に尽きると改めて感じました!

    ps
    「ブルックの戦闘A」というサウンドが一番ハマってしまいましたが(笑)

  4. | URL | 79D/WHSg

    いやはや、まさかの展開でしたが

    僕個人の今週の感想は。。。


    やっぱロビン良いわぁ~
    ひゃっほう♪久しぶりのロビンだぜ(喜)


    に、尽きますです。はい。


    やっとドラゴンの事が少しだけ描写されましたね
    でも、ドラゴンが登場するのは先なんだろうけどw

    あとボンちゃん仲間説ありましたが
    ボンちゃんはイワさんに付いてく気が俺はします

    ちなみに案外アッサリとエース助けてインペル内からは逃げれるんじゃないかと
    だってBWの面々もそうですが
    レベル6の面々とニューカマーの人達が一気に解放されりゃ
    マゼランとシリュウ+ハンニャバルさんやインペルの面々でも鎮圧は難しいかと思うんで

    ただ海の孤島からの脱出は今の面々の力だけじゃ無理でしょうね

    絶妙のタイミングで白ひげ海賊団が登場すりゃ可能でしょうけど


    どうなんでしょ?


    で、今週は休載て!

    ワクワクして買ってきたのによぉ(涙)

  5. MIYE | URL | 79D/WHSg

    匿名希望さん(0-3)

    放置しててすいません。
    いえ、同じ方だとわかれば問題はないのですが、「匿名希望」名義は、割と一見の方が使いがちですからね。
    もしお差し支えなければ、捨てHNでも名乗っていただけると嬉しいです。

    ドラゴンは、エースとの関係はわかりませんが、少なくともルフィのことは意識しているようですね。
    ルフィが名前すら知らないということは、会ったことすらないのでしょうに、ローグタウンでいきなり相手が息子だとわかってましたからね。一応、成長とか現在状況とかのチェックはしているということかと。
    「孫に愛されたい」ガープでも場合によっては本気でルフィを殺しにくるし、ルフィはルフィで「会えば敵」と割り切った兄の救出を仲間より優先するわけですから、あの一族の情愛は、現代の一般常識でははかりがたいと思いますが。

    ドラゴンはもちろん、エースもきっとガープのスパルタの犠牲者だと思うのですが(笑)、その割にはエースって、なんというかよくも悪くも常人よりですよね(笑)
    いや、海に出て三年で、世界最強の海賊の側近になるとかは、常人とは言いがたいですが。

    謎のダダンさん。
    私は他に、「エースとともに友人に預けて」の、「友人」である可能性も高い気がしています。
    いずれにしても確実なのは、ウープ村長の言葉からして現在生存していること、そしてルフィやエースとは現在疎遠であることですね。
    ルフィ母だかルフィ伯父だかである場合は、ドラゴンパパと一緒に行動している可能性もあるかもしれません。
    ……最悪のケースとして……ダダンさんがエースの実父かつルフィの実母で、ドラゴンさんがエースの実母かつルフィの実父だったらかなりイヤ(笑)

    GW、また所長はなりを潜めますが、匿名希望さんもどうぞお体にお気をつけて。特にインフルには。


    >魚王さん(0-25 中尉)

    うーん、実は音楽会の方は買ってない。高いから(笑)…つーか、あまり見かけなかったんで。
    ビンクスの酒も、数軒回ってようやくアニメイトで入手したしー。
    そーか、そっちにいろいろありますか。オッケー、購入予定だ!

    アニメのビンクスと、ラブーンは超名シーンですよね。
    あれは泣ける…!

    「5人目」フラグか…。
    そういえばチョッパー(とロビン)はグランドラインの外にいるけど、現在地はカームベルトだから、
    もしかすると直線距離的にはそんなに離れてない可能性もありますよね。

    ダズ・ボーネスさんは、ルフィと直接の縁がなかったから今まで動かせませんでしたが、クロコダイルの力で今後関わる可能性が高いですね。
    まさか顔見せではないと思いたい。

    扉絵は、今回カラーだったから次回がビビでしょうかね。
    その次は…「斧手のモーガンのその後」とか、「キャプテンクロのその後」とか。いっそ「アーロンの過去」ってのはどうでしょう。
    あるいは現在メンバーの状況を一コマずつ描くとか…?


    >海さん(1-15)

    あはは、そっか、海さんロビンファンだっけ。
    おめでとー!

    ドラゴンが来るとしたら、処刑場突入が一番可能性高いですかね。
    正直、ルフィは無理してインペルダウン突入するより、護送船を襲って奪還する方が楽だった気がしますが(禁句)、それによって友情の華が咲いたり懐かしいメンバーが復活したりしたので、まあけがの功名と申しましょうか。

    レベル6の犯罪者は、ヘタに解放するのはどうなんでしょうねえ。
    意外に小物っぽいのも多いし、たまたま政府に都合の悪いことを知ってしまったチンピラとかもかなりいそう。あと、イワさんが語った名前からすると、単なる殺人鬼とかもいるみたいだし、そういうのは……まあ、獄卒獣の時間稼ぎ用とかには…(鬼)。
    島からの脱走には、海軍船を乗っ取るくらいしかなさそうですよね。インペルダウン脱走できれば、そのくらいは楽勝な気もします(笑)

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://captainluffy.blog58.fc2.com/tb.php/188-c703838e
この記事へのトラックバック



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。